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ゲームレビュー 『AMERICAN FUGITIVE』

 ごきげんよっくす

Twitterにて呟いていた、ハッシュタグ『積みゲー消化キャンペーン2021』にて遊んだ5本のゲーム達、以前ならそのままTwitterにて感想を投下してはTL荒らしていたと思っていたので 
そういったものは今後こちらに書いていきたい。書いていきます

今回は
 

AMERICAN FUGITIVE

見下ろし視点型のクライム(犯罪)アクションゲーム
購入に至った経緯はインディーズの有力パブリッシュであるテヨンジャパン様が発売しているので……
星の数ほどあると例えられるくらい、インディーズのゲームってたくさんあるんですよ
正直どれを買っていいかわからないし、買えるなら全部買いたい。そう思ってる積みゲーマーは多いハズ(知らんけど)
ま、選ぶのが大変だから、好みの販売元が出しているゲームなら品質やクオリティチェックは通過済みみたいなものだから買いやすいって話です
テヨンジャパンがわからんって人向けにテキトーに追補するなら、ふにゃべぇことヒューマンフォールフラットをDL・パッケージ版売ってるところです
 
……
……ごめんなさい、もう少し関係ない話をさせてください
1000万本以上売れている超ヒット作のふにゃべぇ、 遊んでないんです←
私がテヨンジャパンで買ったゲームで一番好きなのは別にあって、その作品は私をインディー沼に引きずり込んだ作品なので、超思い入れあるからその話の方がしたいんだけど、知名度的にその作品でテヨンって言うよりふにゃべぇでテヨンって言う方が伝わりやすいですからね。 その作品以外にもタロミアとかジョージの裏仕事とかマニュサミュとかムーンライター、エックスモーフ、スモサク、ボンバークルー(早口、息切れ)etc...
これ全部沢山語ることある程思い入れあるから、テヨンジャパンのお仕事は好みなんです
 
販売元で行っているクオリティチェックが購入動機になるって伝えられたならOK
ではやっと本題に入るとしましょうか
 

簡単にいうなら小規模なGTA 

そう表現していいゲームですが、視点が神の視点なので全くの別ゲーです
参考に、動画共有しているものをば

 

 
小悪党の主人公が、冤罪で捕まるところから始まり(元々犯罪者ってのは別問題らしい)、その罪に関しては無実だってことを証明するのに奔走します
正直、清廉潔白な人物が自分を嵌めたやつに報復するなら勧善懲悪で気持ちいい話なんだけど、買う前は主人公犯罪者って知らんかったから面食らいます。その身勝手さも小悪党って感じはあるけど(笑)
 
登場人物たちの思惑やら陰謀やらが交差していて、なかなか真実にたどり着けず、またその演出やシナリオまわりがチープで(←)硬派でシリアスなビジュアルとは裏腹にかなりのバカゲーでした

このゲームの評価で、結果が分かれそうなのはここにあると思いました
このゲームはバカゲーです。ストーリーは微妙で(ネタバレになるから詳しくは書かない)、警官の挙動の制御も微妙なので、スリルある犯罪行為をしたとしても、逃亡も簡単なのでリスクにならずドキドキするのは最初だけです
私はシリアスさのテンションに釣られて、シリアスにゲームを進めた為にその辺の齟齬で違和感と消化不良に悩まされてクソゲー認定をするところでした

しかし思考をちょっとフラットにするだけで、見方が変わって楽しく遊べました
重要なのは、考えても分からないことは考えるだけ時間の無駄という事
主人公が、冤罪の黒幕がわからずイライラするように、私もストーリーから推理立てるも徒労に終わってイライラするのも一緒なのです!
このゲームで注目するべきは、小悪党の主人公を小悪党たらしめる空き巣や窃盗の方です
最初は貧乏すぎて200ドル貯めるのもなかなか大変ですが、プレイヤーの経験とレベルアップによる主人公の強化で、目に見えてどんどん所持金が増えていき、さらに大胆な戦闘やひどい犯罪が出来ていくようになることが真の魅力でした。だって戦車とか横流ししてもらえるし←
 
認識を改めたことでゲームの魅力に気づくとともに、窃盗に勤しむことで見えてきた発見は、隠し金庫や美術品泥棒に至る道に謎解きが用意されていることです(強盗もあるけど大味であんまり楽しくはない)
やることは金庫のパスを探すだけで大して変わらないんですけど、見つける為に空き巣してメモを見つけるか、手がかりから別の場所を探してたどりパスに着くかなど、道程がすこし凝ってたりして思いがけず大金が手に入ると嬉しいです
お金を使う当てがあまり無いから、この辺りも深く考えると虚無になりそうですが、遊んでいる時の私は既に思考を放棄していたので実害もなく、財を成してニヤニヤしてました

美術品や隠し金庫などの収集要素は形のある、形の見えるやり込みと言えるでしょうが、このゲームには見えるんだけど見えないやり込みも存在します
PS(プレイヤースキル)のやり込みです。というのも、結構な数の車種が用意されていて、尚かつ操作感がぜんぜん違うんです。タイムトライアルもあるけど、そもそもタイムトライアルが成立しないほど、車の姿勢制御が難しい
加速や曲がりやすさ、重量感から最高速まで差異がなかなか細かく作られていて、 好みの車を見つけて操作を煮詰めるのも楽しそうです。目に見えないとか仰々しく書いてみたけど、これは可視化出来るやつやん(笑) 
まあ、最速の走り屋目指す楽しみもあると書きたかった

ちなみに私は車線が右側通行に最後まで慣れずに運転下手くそマンでした

そんなこんなで終わってみたら楽しかった作品です
関係ない話から、なかなかない切り口と本文になってしまったと思うけど
ストーリーの良さで面白さを語るなら、このゲームは語ることがないでしょう。二転三転する展開ではあるんだけど、ちゃんとした意味での二転三転ではないから……こここそ聞きたいって意見もあるかもだけど買って遊んでみよう
見るべき魅力に目を向けたら、しっかり遊べるゲームですから♪
 
下記はいつものeshopのリンクです

最後に一点だけ言うなら、2000円ってお手頃価格で、容量も1GBにも満たないで10時間くらい……しっかり遊べば20時間くらい楽しめてお得です

どうぞ素敵なゲームライフの参考になれれば幸い

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