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『FAR LONE SAILS』 終末世界を旅しました

 

ごきげんよっ……!

皆さんは、もう人生の定量を迎えてしまったものはありますか?
私は沢山あります←
人は私を飽き性と呼ぶかもしれなですが、安全地帯でゲームをしていたいって現実とは裏腹に、ゲームの好みは攻める姿勢を大事にしているんです。そして、作りての数だけ感性に触れられて、心の収納に思い出として仕舞われていくのが好きなのですが、そんな中で飽きてしまったゲームジャンル……
『アドベンチャー』ジャンルがあります
アドベンチャーって言っても+アクションのゼルダから記憶に新しいものならバディミッションボンドもこのジャンルに入りますよね。あと、復刻したファミ探とか
私の収納の中でも光り輝くところにしまってあるICOとかもアクション・アドベンチャーですし
とりあえず雑多なジャンルを包括できちゃう便利な言葉、アドベンチャージャンルですが
そんな中でも今回ブログ記事にするのは終末世界をアドベンチャーするゲームです

 
さて、しょっぱなから飽きたって書いちゃいましたけど
もう少し詳しく話をしていきたい。まず文字や台詞等でストーリーを語らないアドベンチャーに飽きています
次に、意味ありげなオブジェクトを横目に物語を考察しながらすすめるゲームに飽きています。そこにちょっとしたパズル的エッセンスが足されていたなら役満です
私は雰囲気ゲーって呼んでて、インディーズでは手に取ることを避けています
文字だと近いんだけど、リトルナイトメアとかは好きなんで、ゲーム体験のボリューム的なものも多分に影響していますね
でも『FAR LONE SAILS』は遊びました……
なんでかって言うと、この物悲しい寂しいビジュアルが好きだからって理由です
ただ風の音と、軋む船と、残骸だらけの世界でした。旅立ちは、家族の写真の前に佇む幼子からで
陸を走る外輪船で、世界の果てを目指すゲームでした。 痕跡から色々なことが想起されましたが、この世界に何があったかは終ぞわからずでした
 
 



それでも、果てへ果てへと進んでいき、ゲームは終わります
終幕を迎えて思うんです
私は、退廃の美に酔いしれたかったんだなって
この終末世界に起こったことなんて、別にどうでも良かったんだなって……
そもそも別世界の描写が多いんで、最初からこの世界だったのではって思いも拭えないままですし、ゲーム体験の方が寂しいものになってしまったわけでした

考察するにしても、世界観に恋をさせて、知りたい気持ちをもう少し煽ったほうがいいと思いましたが、私はジャンルごと飽きていたため感受性が働いていないんだろ!?って聞かれたら否定できないでしょうから、演出としてそれが足りていたかは判断が難しいところでもあります
 
ゲーム自体としては、決してつまらないわけではないです
むしろ、この手のゲームとしてのポイントは抑えられていますし、パズル部分もアイデアが豊富でした
同系統を好んでいくつも遊んで(飽きて)いなければ、終末世界の旅を通して見えてくる景色は、個々人の感性ごとにあるだろう事がこのジャンルの良さなんです
実生活の中とリンクして心に残ったりもすることだってあるでしょう
そんな心のアドベンチャーなジャンルのゲームは
本当に飽きているみたいなので、もうしばらくは遊ばないでしょう……
 
なんの宣言だろう?
 

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